教材をお使いいただくに際して

1.対象
本教材は、日本語を母語とする方々がエスペラント文法の基礎を学ぶための自習教材として作成されました。その1およびその2は、発音から始めて入門から初級に至る文法事項をあつかっています。

2.構成
その1とその2のそれぞれの表紙に課一覧を載せてあります。一課一頁で一つの文法事項を扱います。それに応じた例文をそれぞれの課の標題にかかげています。各ページの左半分に記された説明を読んで内容を理解し、右半分に記された練習問題に解答してください。初出の単語および練習問題に関連する単語が頁の下段に載せてあります。目を通してください。
なお、その1の最初の発音の課では、数課をまとめて複数の練習問題を設けています。
エスペラントで書かれている文および単語は、必ず、声に出して読んでください。音読することで、眼と口と耳が使われ一層エスペラントになれることができます。

3.使い方
次のような使われ方を想定しています。
(1)学習者の復習用
(2)講習会での補助教材
(3)案内人つきの自習用

4.案内人つきの自習用
この学習形態では,学習者一人の独習ではなく,学習のペースメーカ,伴走者,案内人の役割を果たす先輩がいて,学習の進行を支援します。

(1)学習者は案内人から数課分の教材を受けとって自習し,練習問題の解答を案内人に返します。
(2)全問正解の場合,次の数課に進みます。案内人の役割は,練習問題を採点すること,次の課に進んでよいかを判断すること,誤答の場合に再学習を促すことです。
(3)全問正解でない場合は,学習者は、再度,該当の課の左の説明を読み,間違ったところを自ら発見し理解するよう努め,再度,問題を解きます。

 案内人の役割は,自ら教えるのではなく,学習者による自習を支援する役回りです。教材の説明文は,自習で理解できるよう短いことばで分りやすくと心がけて作成しました。

5.解答集
本資料と別に解答集を用意します。案内人の方、復習用に使われる方、あるいは講習会講師の方には便利かと思います。

 使用してのご感想、ご指摘がありましたら、下記担当グループまでお知らせいただければ幸いです。

(一財)日本エスペラント協会 ドリル式教材担当グループ
電子メール:esperanto(アット)jei.or.jp

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